猫の診察|旭市の動物病院「富澤動物病院」 旭駅から徒歩3分

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猫の診察

猫の飼い主様へ

大切なのは食事です。小さなころからの「食育」が、その後の健康にも大きく関わってきますので、栄養のバランスが取れた食事を与えるようにしてください。また室内飼いが原則なので、外に出さないよう注意してください。車に轢かれて事故に遭うこともありますし、野良猫も増えていますので、雌猫だと妊娠のリスクもあります。とはいえ、運動不足だと加齢によって突然死を招くこともありますので、キャットタワーなど、できるだけ体を動かす環境をつくってあげましょう。

猫の診療内容トップ5

全国平均 猫全体

  1. 慢性腎臓病
  2. 嘔吐・下痢・血便
  3. 膀胱炎
  4. 胃炎・胃腸炎・腸炎
  5. 心筋症

アニコム「家庭動物白書2019」2-10犬の請求理由より

富澤動物病院 猫全体

  1. 嘔吐・下痢
  2. 下部尿路疾患
  3. 腎臓病
  4. 歯周病
  5. 鼻気管炎

富澤動物病院 2019年1月1日~12月31日 統計より

富澤動物病院 猫シニア(7歳~)

  1. 腎臓病
  2. 歯槽膿漏
  3. 嘔吐・下痢
  4. 食欲不振
  5. 皮膚炎

富澤動物病院 2019年1月1日~12月31日 統計より

定期健康診断のすすめ

話すことができない動物において、現在の健康状態がどのようなものかを知るためには、より若い時から情報を蓄積することが大切です。この積み重ねた情報が病気の早期発見につながり、食生活や生活環境の見直しのきっかけになるなど疾病予防にも役立つと考えられるからです。
当院では、まず一年に一回の血液検査をお声掛けしています。

猫の病気予防

千葉県の北総は自然が多く残り、緑多い地域です。
室内飼育のネコちゃんが増えてきていますが、まだまだ外へ遊びに行っていまう子達もいることでしょう。
それだけにネコちゃんの病気予防は、都市部以上に気を付ける必要があります。
小さな家族がいつまでも健やかに過ごせるよう、防げる病気はしっかり予防しましょう。
年齢、生活環境に合わせた予防プログラムをアドバイスさせて頂きます。

猫がかかりやすい病気

猫下部尿路疾患(FLUTD)

膀胱炎、尿石症(膀胱結石、尿路結石)、尿道炎、尿道閉塞など、猫の泌尿器全般に関する病気の総称で、FLUTDと呼ばれています。
猫ちゃんはオシッコに関係したトラブルが圧倒的に多いです。猫下部尿路疾患はオスでもメスでもかかりますが、特にオスでは注意が必要です。オスの尿道は細長く、曲がっている部分もある上、先端も細くなっているので、結石が詰まりやすいからです。肥満になれば尿道が細くなるので、さらに詰まりやすくなります。尿道に尿石が詰まって尿が出なくなる尿道閉塞になると、急性腎不全から尿毒症を起こして短時間で命を落とすこともあるので、日頃から注意が必要な病気です。

慢性腎臓病(腎不全)

腎臓の機能が長い年月をかけて徐々に低下していくことで起こります。猫ちゃんの腎臓はオシッコを濃縮する機能に優れており、加齢に伴い腎機能の低下を認める事が多いです。腎臓が一度失った機能を取り戻すことは困難なため、進行を極力遅らせ現在の腎臓の機能を維持することが治療の目標です。

しかし最近では、血液検査項目「SDMA」を測定することで早期の診断が可能となりました。早期に診断することは、快適な時間をより長く過ごすことに繋がります。既に腎臓病の指摘のある場合は勿論、症状はないけれど早期発見や健康診断を考えている方も、定期的な血液検査をお勧めしています。

糖尿病

最近増えてきているのが、猫の糖尿病です。食べ過ぎと運動不足で糖尿病になるコが増えているのです。血液中に含まれているブドウ糖の割合(血糖値)が異常に高くなり、尿の中に漏れ出すようになる病気です。生活習慣や遺伝、体質などが関与していると考えられています。糖尿病にならないためには、適正な体重管理を行うことが大切です。食事は、できれば決まった時間に、必要な量だけあげるようにしてください。糖尿病は、オシッコの量が増え、それにともなって水を飲む量が増えてくるのが最初のサインです。ほかにも体重減少、多食といった症状が見えたら、すぐにご来院ください。糖尿病は、早めに気付いてあげれば、カロリー制限と適度な運動で治すことが可能です。

猫の口腔ケア

犬や猫は、歯垢がたまりやすく、それが原因で口の中に細菌が繁殖しやすい動物です。歯垢は主に口の中に残った食べカスや細菌類が原因となって歯に付着します。そのまま放っておくと、歯垢は歯石へと変化していきます。歯石が付着した歯の表面は凸凹になり、新たな歯垢が更に付きやすくなってしまいます。この悪循環が続くことで歯肉に炎症を引き起こす原因となり、歯肉炎、歯周炎、歯周病へと発展していきます

猫のお口の主な病気

歯周病

歯周病とは、歯垢中の細菌に対して生体の炎症性反応により引き起こされる病気のことをいい、歯肉の炎症により歯肉ポケットができること(歯肉炎)と歯の周りの組織に炎症が起きること(歯周炎)を総称したものを歯周病と呼びます。3歳以上の猫のうち約80%が患っているとも言われる、比較的罹りやすい病気です。よく見られる症状として、口臭、歯茎の赤み、歯茎からの出血、歯のぐらつきなどが挙げられます。症状が進行すると、虫歯なども無いのに歯がぐらつき、抜け落ちてしまう場合もあります。

歯肉口内炎

猫の歯肉口内炎とは、口腔の粘膜に発赤や潰瘍などがみられる病気のことです。原因として口腔内細菌やウイルスの関与、口腔内の免疫の異常などがあり、その他にも慢性腎臓病や甲状腺機能亢進症などの全身疾患が考えられています。また、歯周病と併発することが多く、歯垢・歯石の付着による口腔内の環境の悪化や歯周病の重症度に伴い発症率が高くなるといわれています。
内科的治療では、一時的な改善が得られても完治まではいかず、投薬をやめると数週間から数ヶ月で再び症状が悪化することがあります。また、次第に治療に対する効果が悪くなっていくことが多いです。外科的治療の抜歯は改善率の高い治療法ですが、抜歯後の経過はその子により異なります。完治に1ヶ月から数年を必要とする場合もあれば、改善されない場合もあります。

猫の避妊去勢手術

ペットは大切な家族の一員です。
そんな大切なペットの避妊・去勢について、多くの飼い主様が一度は考え悩むテーマではないでしょうか。メリットだけではなく、僅かながらデメリットもある事を踏まえると、不安な方も多いはずです。
年齢や種類、個体差によっても状況は変わります。
詳しくは、一度ご来院いただきご相談下さい。

猫の避妊(メス)手術のメリット・デメリット

メリット
  • 不用意な妊娠を予防できる
  • 子宮蓄膿症や卵巣腫瘍などの卵巣および子宮の病気の予防ができる
  • 乳腺腫瘍の発生率が低下するの導入
デメリット
  • 身体的苦痛→複数の鎮痛薬を組み合わせ回避します
  • 精神的ストレス
  • 肥満になりやすくなる→手術後の食事切り替えはご相談下さい
  • どんな手術であってもリスクがゼロということはあり得ない
    ※当院では手術時間短縮と出血リスクを軽減する、シーリングシステムを導入しています

猫の去勢(オス)手術のメリット・デメリット

メリット
  • 雄性ホルモンが関与しているといわれている前立腺肥大や、肛門周囲の腫瘍および会陰ヘルニアの予防ができる
  • 特に陰嚢内に精巣が下りていない場合(陰睾)は精巣腫瘍になる可能性が高いため、その予防に効果がある
  • 学習による問題行動(犬のマーキング行動や猫のスプレー行動、攻撃性)の習慣化を未然に予防する効果がある
  • ケンカによるけがの心配が減る
デメリット
  • 身体的苦痛→複数の鎮痛薬を組み合わせ回避します
  • 精神的ストレス
  • 肥満になりやすくなる→手術後の食事切り替えはご相談下さい
  • どんな手術であってもリスクがゼロということはあり得ない
    ※当院では手術時間短縮と出血リスクを軽減する、シーリングシステムを導入しています

避妊去勢手術の流れ

1. ご予約

避妊去勢手術は、予約制で行っております。
電話での予約も可能ですので、基本は月~金曜日でご都合の良い日をお選びください。

2. 当日の朝(ご来院前)

手術当日の朝は、絶食の上でお連れください。(水は飲ませてもOKです)

3. ご来院

9:00~10:00の間にご来院ください。
来院されましたら、受付にて同意書をご記入いただきます。
抜糸はありませんが、傷口を舐めないようにエリザベスカラーまたはエリザベスウェアをつけていただく必要があるため、お持ちの場合はご持参ください。
順番で診察室へと呼ばれましたら、健康状態を確認し、お預かりとなります。

4. お迎え

手術終了後
男の子は16:00~18:30のお迎え
女の子は一泊していただきますので、翌日9:00~12:00、16:00~18:30でのお迎えとなります。

5. ご自宅でのお薬

退院時にお渡しするお薬は指示どおり飲ませてください。

ご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。

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